【DIY】杉材で「魅せる」木製フェンスを自作!

今回は、我が家の庭に木製縦格子フェンスをDIYで取り付けます!

建築会社のスタッフが、自宅のDIY木製フェンスの設計図(手書きのスケッチや寸法が描かれた図面)を見ながら計画している様子。テーブルには鉛筆や定規が置かれ、具体的な作業工程を考えている。
フェンス作りの第一歩は、念入りな計画から。今回は縦格子のデザインと強度を両立させるため、この設計図に何度も手を加えました。頭の中のイメージが、少しずつ形になっていく瞬間です。

厳選素材!木材と塗料へのこだわり

まずは材料の準備から。今回使用するのは、以下の素材です。

DIYで木製フェンスの材料を加工した写真。男性が電動のこぎりを。
  • 木材: 杉材
    • 縦格子加工: 30mm × 45mm × 1m
    • 柱加工: 45mm × 60mm × 1.2m
    • 横桟加工: 30mm × 105mm × 1.185m
  • 塗料: オスモ&エーデル(株)のオスモカラーウッドステインプロテクター
  • 基礎: 羽子板付き束石(基礎ブロック)

通常、ホームセンターやネットで流通している加工済み木材は、縦格子も横桟も厚さ10mm~12mm程度のものがほとんどです。しかし、美観と耐久性を考えると、30mm程度の厚みは必要だと私たちは考えます。そのため、今回はこの厚みを確保するために木材の加工から自分で行います!

Success

使用する杉材は、安価で加工がしやすく、油性塗料の浸透性も良いのが特徴です。サンドペーパーで研磨すれば、驚くほど滑らかな仕上がりになりますよ。

自然塗料「オスモカラー」でワンランク上の仕上がりに

塗料には、オスモ&エーデル(株)の「オスモカラーウッドステインプロテクター」を採用します。

一般的に使われる屋外用ペンキ(やマリンペイント)は施工しやすい反面、3年程度で再塗装が必要になるケースが多いです。また、色が全体的に暗めな印象で、周囲の景観に馴染みにくいと感じることも。

そこで今回は、仕上がりのグレードと耐久性を重視し、オスモカラーを選びました。色は周囲の豊かな森林に合うように「ファーグリーン」に決定!

私が購入した3L缶は少々高価ですが、地球に優しい自然塗料で、もちろん人体にも無害です。植物油(ヒマワリ油・大豆油)が木材にしっかり浸透するため、シンナーのように揮発する心配もありません。さらに、顔料が多めに配合されているので、屋外での耐久性能にも非常に優れています

今回は材料の準備と塗装まで。次回はいよいよ、組み立てと設置の様子をお届けします。お楽しみに!

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